今日、ブラスホームページの就職サイトの取材を受け、質問に答えている内にいろんな事を思い出しました。
料理人になろうと思ったときの事、はじめて就職したときの事、ブラスに入ったときの事などいろんな事…。
最初に料理人になろうと思ったのは以前にも書きましたが、自分が作ったお菓子みたいなものをおいしいと言って喜んでもらえた時でした。それは私が小学生の時。
それから地元の高校の調理科を卒業して名古屋の結婚式場に就職。
就職が決まってから働くまでは希望に満ち溢れていました。しかし、料理人の1年目は非常に厳しいもの。洗い物、雑用とこき使われる毎日、本当に嫌な毎日でした。
もう料理人はやめようと思うほどでした。
現に1年もたたずに、やめますと上司に言った事がありました。
そこで上司に言われたのが、「やっと言いに来たか」でした。まるで言いに来るのを待っていたかのようでした。
それから6時間いろんな話を聞き、その上司から言われたのは、もっと楽しむこと!
ようは、考え方なのです。つらい仕事でも何か楽しみを見つければ苦にならない!
本当にそうだった!私の楽しみ方は、勝負をする事。
洗い物、野菜の皮むき、何かにつけて先輩に勝負を挑み、勝てば飲みに連れて行ってもらっていました。負けておごるハメになる回数が多かったのですが…。
なんやかんやで14年そこで働き、約3年前にブラスに入社。まだ1号店のルージュ:ブランしかないときでした。はじめてのハウスウエディングは新鮮なものでした。
話は戻って取材を受けている時、ブラスのよさはなんですか?という質問がありました。
私はすぐに、お客様との距離がないこと、プランナーはもちろんのこと厨房スタッフもお二人の顔を知っていると答えました。
お二人の顔を知っていると自然と想いを込められます。料理を作る側にとって非常に嬉しくまた、ありがたいことです。
でもブラスの1番のよさは、スタッフみんなが楽しんでやっている事です。スタッフが楽しんでないとすばらしい結婚式はつくれないと思います。この会社がどれだけ大きくなっても、ブラスらしさを忘れずにやっていこうと思います。上原でした。